車が旧型になり生産廃止は仕方のない部分がある。
それでも現在売られている車にあまり興味がない人が多い中、仕事の内容は多岐に渡る事が多くなって来た。
‘ミッション車に乗りたいんです’
神奈川のお友達さんを介し依頼があったセリカのミッション積み替え、部品は全て揃えたとの事で‘降ろして積んで終わりかな’と思ったが一抹の不安もあった。
何せトヨタ車は廃盤のパターンが読みにくい。

それでも‘スポーツカーを楽しみたい’と思うオーナーさんの依頼を受けることにした、まずはボディにシートを貼り付け作業スタート。
この車はミッションだけで降ろせるのだが、クラッチの配管周りがエンジン乗った状態だとかなり困難。

問答無用でエンジン降ろしw
まぁエンジン積んだままゴソゴソするのは時間だけ食うのでサッサと降ろして作業開始。

他者と違いクラッチマスターの穴すら空いていないので位置を出してボディ穴あけ。
クラッチ系の配管取り付けたのち

シフトワイヤーを交換…が、この車ワイヤーがヒーターの下から通るという超難解車両だった。。
ワイヤー交換に4時間….マジ泣ける。。
何とか交換していよいよミッションをドッキング

スポーツカーらしいレスポンスをプラスするためフライホイールを戸田レーシングのクロモリに換装

ミッションをドッキングしてAT用配線の加工して準備完了。
よし!積むかーと思ったら

左側のマウントステーが違う。。
仕方ない新品頼むか…と思ったら‘廃盤‘
…どおする中古探すにも時間が…ハイハイ作りゃぁ良いんでしょw
とりあえず位置がずれるのはよろしく無いので先に前後のエンジンマウントやマフラーなどを組んでからにする方法に
ところが…前後のマウントステーも違う。。
4個あるエンジンマウントのうち、そのまま使えるのは右側のみ。
前後と左側のステーはATとMTで形状が違う。
しかも新品入手できたのは前側のみ、エンジンの位置に大きく関わる左側、エンジンの傾きに関わる後側は入手不可能。
困った…エンジンの位置が正確に出せない。。
楽しみにしてくれているオーナーさんに’コレはムリ‘と言うのは簡単、だができれば希望を叶えてあげたい。
決断、作りゃ良いんだろw
エンジンの位置が分からないため、まずはマフラーやヒーターホースなど配管を組み付けてエンジンの位置を仮出し
全ての位置を微調整しながらメンバーにマウントを組みステーの位置をだす。
幸いATステーのボルト穴1箇所は着くことがわかった

新規で作るのは予算がかかるため、ATマウントをフル加工する方法に。
まずは飛び出しているステーを切り離し

鉄板を溶接
穴位置がちょうど隙間あたりにくるため穴を開けるにも強度が出ない、そのため面圧で固定する方法に。

切り離した耳はミッション用の穴位置に移動して

塗装(黒が良かったんだけど在庫切れw)

エンジンに固定して、マウントとメンバーなどを組み付けていく

ヨシ!位置は何とか出た、明日届くフロント側ステーを組んで位置がずれるのならもう一度メンバーを降ろして修正加工だな。
しかし…メンバーステーごときで泣きみるとは。
この先、こう言う仕事が増えるんだろうなぁ。。
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