プロト

新たな試作品を作り始める。

SR20VEのRWD用エキマニなど売っていないため試作したショートタイプエキマニ。

一般的に高回転型と言われる太く短いタイプだが、実はそうとも限らないのがエキマニの難しさ。

外径48mm 肉厚1.5mmなので内径は45mm、VEの排気ポート径は拡大修正して大体43.5mm程度なのでほぼストレート、コレに合わせて試作したFhase1マニ。

高回転まで一気に回るが、どうもトルクとパワーなどのバランスがイマイチだなぁと感じていた。

そこで真逆のタイプを製作して特性変化を見ることにした。

Fhase2マニは外径45mm 内径42mmのパイプを使用してロングタイプ、集合のさせ方は同じで試作を始める。

以外なのは…昔は製作用材料などは国内で全て手に入った。

現在は売れないのか全く入手が困難なこと、エキマニワンオフで作るトコが減って売れないのも一つの理由だが、ターボならまだしもNAは重さだったり性能だったりがエキマニ1つで変わったしまうためこの部分は妥協できない。

時代はなんだかんだ言っても‘ターボ’が主流なので仕方はないのだが…

ターボですら性能というより‘タービン乗っけるモノ’になり、安く丈夫なものが主流、ターボでもエキマニの性能は重要なのだがコレも時代の流れだから仕方ない。

エキマニフランジは日本国内で作れば2万円前後(ステンレス切り出し)だが海外でカットされたものを発見、値段はほぼ半値だった。

問題はパイプ、SUS Uターンと言われるパイプは国内にもあるが肉厚が2mmがほとんど。

ターボなら最近は3mm、NAなら1.5mmがそこそこ軽くていいのだが国内で見ることは無いため輸入に頼るしか無いけれど…現在の為替だとそら恐ろしい金額になる。

1気筒あたりショートで2本、ロングなら3本は必要、一本が6,000~10,000円(値段の差はパイプの曲げ具合)なので、4気筒×3本×10,000円=120,000円

細かい材料まで入れると材料費だけで14万円ほど、コレに電気ガスや製作代金入れたら…とても売れるシロモノではない。

それでもこだわる方から年にターボ、NA問わず数本のオーダーが入る。

なので拘って作るのだが、こだわればこだわるだけ時間がかかり赤字になって行く…悩ましいところ。

エキマニフランジも4AGの様に丸なら良いが、だいたいの車は楕円形、パイプカットして整形して面出さないと強度が落ちるので大変。

時代が変わりポン着け品が増えたのも、金額の面だけで無く作れる人間が減ってしまったのもある。

しかも作れても儲からないと言うのがいかんところで、日本は昔から職人には厳しい国なのがどんどん技術が減って行く要因の一つになっている。

アタシも今や‘手曲げ’はやらない、昔はパイプに砂詰めて曲げたものだが…必ずと言って良いほど火傷するので。。

そうそうFhase3はターボ化にしようか?と考えている。

Fhase2マニができたら、ココはヒマ見てターボ用マニ作っておくかな。

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