完了したと思ったS15シルビア。
オーナーさんに慣らしで受け渡し帰る時に症状勃発、救援に向かう
道中…何を見落とした?店では出なかった症状、絶対にどこか見落としている。

国道23号のインター入口に停車しているS15、
オーナーさんには申し訳なかったが近くの駅までスタッフに送ってもらい、代わりにアタシがレッカーを待つ。
実は合流してすぐエンジンは掛かった。
行けるか?と思い動かしたが、また200m程度で停止、ちょうど路側の広い場所に避難。
待つ間に初めてみる症状なので検証する事にした。
分かっているのは試走した時には全く出なかった。
あの日と今日の違いは…外気温が今日の方が高いと言う事だけ。
そして一度止まるとエンジンは掛からず、少し置くと掛かるがすぐに停止。
アレか?…
思い当たる部分に目星は着けて向かった。
何度か始動試みるためにセルを回すが掛からず、掛かる時は何事もなかった様に掛かる…間違いない、クランキングしている間は回転数が出る
問題は‘トリガー2(カム)’だ

レッカーに乗せて店に戻って明日チェックする。
そして休みの今日…まずは止まるのを再現しないといけない。
状況から見てもいつ止まるか?分からないので動く時の状況も確認しておく。

LINKなら‘トリガースコープ’が使えるが、このクルマはECUノーマル。
簡易オシロスコープを引っ張り出してトリガー2の波形を見る。

エンジンが掛かっているので波形は確認できるが…何か電圧がたまにおかしい。
そのまま2時間、止まる気配が無いと思った時エンジンが停止。
再始動試みるも変則で初爆はするが完爆しない、チャンス到来。
オシロを動かした上でトリガー波形を確認。

全く出ていない…こやつか❗️
思い出してみると20年ほど前にも似た様な症状で苦労した、オーナーが乗ると出て店に来ると全く出ない、今回もこれだから見落とした。
店のストックのデスビを引っ張りだして温まっている間に交換。
クランキングしたら

トリガー2の信号はクランキングからちゃんと出る。
これが出ないとインジェクターも吹かんし点火もしない。
何回もクランキングして増量分出てるはずなのに被らずエンジンが普通に掛かっていたのは、そもそも燃料吹いていないから普通に掛かっていた。
だが問題はこれだけでは無いと踏んでいる。

ECUに取り込まれる水温がどうも合わない気がしている。
水温が70℃なのに

サーモは開き始めている。
このクルマ…電気系がそもそもダメで今回の症状に繋がっているのかもしれない

デスビは現在超高額、今回は店のストックを貸しておく。
一応着いていたデスビを分解

トリガーホイールはトリガー2の穴が通常4気筒だと4個全部サイズが違うのだが1個除いて同じ。
コレはデスビだからこうなっているとすれば

この波形が正解であり

元のデスビのこの波形は異常という事になる。
とりあえず一つの問題は見えた。
次はもう一つ気になる‘上が回らない’…コレもまた厄介そうだなぁw
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